阪神ドラフト1位の佐藤輝明内野手(21=近大)が、日米143勝のソフトバンク和田毅投手(40)をうならせた。

オープン戦に2番左翼で出場。ベテラン左腕に3打数無安打2三振に倒れたが、3球三振、12球粘っての三振、捉えての二直と打撃内容が進化。和田に「ルーキーとは思えない対応力。次の対戦は怖い」と舌を巻かせた。

◆和田の1打者12球 阪神佐藤輝が3回の第2打席で、ソフトバンク和田に12球を投げさせた。和田の公式戦での1打者12球は、16年の日本球界復帰後最多で2度ある。17年9月26日ロッテ戦2回角中=遊ゴロと、20年8月26日オリックス戦1回大城=一ゴロ。計1429人の打者に対し投球数5774で、1打者あたり4・04球。1打席10球以上は20度ある(16年9度、17年2度、19年2度、20年7度)。