巨人戸郷翔征投手が直球とフォークを決め球に8奪三振を挙げ、開幕へ勢いをつけた。

立ち上がりの1回に佐野皓に初球の直球を右翼ポール際に運ばれ、先頭打者弾を浴びたが、以降は低めに丁寧に集めた。6回を投げ、7安打3失点(自責2)。四死球なしの93球を「今日(今年)初めてコントロールを意識しながら投げた。去年よりはいい内容で投球ができている」と納得の表情で振り返った。

万全を期すために微調整の必要性は認識している。5回2死から連打を許し、味方の失策も絡んで2失点。「後半に少し体力が残ってなかったのが1つの課題」と反省点を挙げた。開幕2戦目の27日DeNA戦の先発が内定しており、開幕前最後の調整登板は20日楽天戦(東京ドーム)が濃厚。「あと1試合、納得できる内容が増えれば開幕後もうまくいくと思う。それに向けてやっていきたい」と見据えた。

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▽巨人中川(8回から登板し1回を2安打無失点) 球の質はまだ改善できると思うので、開幕までに上げていきたい。