中日大野雄大投手(32)が、オープン戦2度目のマウンドに上った。先発で5回74球を投げ、4安打1失点にまとめた。

初回は松原、北村から連続三振を奪い、4番岡本和を遊ゴロに仕留める上々の立ち上がり。2回は先頭丸に四球、続くウィーラーに中前打を許し、無死一、二塁のピンチを招くも、大城を中飛、広岡を遊ゴロ併殺と難なく切り抜けた。

3回1死から松原に左前打も、北村を三ゴロ併殺。4回、岡本和、丸に連打を浴び1点を奪われたが、ウィーラーを三振併殺。5回は打者3人で抑え、「80球をメドに」と目安にしていた投球数をほぼ消化した。

昨季10完投6完封の沢村賞左腕。スロー調整の影響で開幕からのローテーション入りが危ぶまれていたが、開幕2カード目の初戦となる3月30日の巨人戦登板に向けてピッチが上がってきた。