阪神のドラフト1位、佐藤輝明外野手(22=近大)とオリックス山本との初顔合わせは、右飛だった。初回2死からマルテが四球を選び、大山が右前打で続いて一、二塁の好機。5番の佐藤輝に打席が回った。山本の1ボールからの2球目、150キロ直球を捉えた打球は高々と上がったが、右翼手のグラブに収まった。だが打球の角度だけで、トラの新人は京セラドーム大阪を沸かせた。

3回の第2打席も山本が佐藤輝を抑えた。無死満塁から、大山の一塁ゴロの間に三塁走者の近本がホームを踏んで同点。なおも1死二、三塁の勝ち越し機で佐藤輝に打席が回るも、カウント2-2からの146キロフォークにバットは空を切った。

第3打席は6回先頭。オリックス2番手の山田との顔合わせになった。この打席も、快音は聞かれず。カウント2-2からのスライダーを空振りし、三振に倒れた。

7回の好機でも、佐藤輝は空振り三振に終わった。2死一、二塁から大山の適時打で2-1と勝ち越し。なおも二、三塁と好機は続いたが、オリックス富山の142キロ直球を空振りし、三振。追加点を奪えなかった。

9回に回った第5打席で、ようやく出塁。オリックスの守備のミスで1死一、二塁とし、オリックス漆原から四球を選んだ。1死満塁に好機を広げ、代打の板山の犠飛でリードを2点に広げた。4打数無安打1四球。

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