中日柳裕也投手がオープン戦最終登板となる日本ハム戦で5回11安打8失点と打ち込まれた。

初回から制球が定まらず、日本ハム石井、中田にソロ本塁打を被弾。4回も先頭今井からの連打など打者一巡の猛攻で4点を失った。

大野雄、福谷に次ぐ先発ローテの柱を期待されているが、開幕前の最終実戦で不安を残した。「現実を受け止めて、シーズンは開幕するので、しっかりやっていきたい」。27日広島戦(マツダスタジアム)先発が有力視されるが、登板後にはベンチに下がった現役最年長の福留から打者目線からのアドバイスを受け続ける場面も見られた。

与田監督は「開幕に向け今日の投球は不安だが、払拭(ふっしょく)するには本人がやるしかない。時間はないがしっかり反省して取り組ませる」と厳しい言葉で叱咤(しった)した。

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▽中日又吉(オープン戦全4試合で計4回無安打無失点) 結果しか求めないと、開幕(メンバー)に生き残れない。1回打たれたら外される気持ちで投げている。