日刊スポーツ評論家の桧山進次郎氏(51)がDeNA-阪神1回戦のライブ評論を行っています。試合は9-2で阪神が快勝。桧山氏が総括しました。

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-終わってみれば阪神が投打がっちりで快勝

桧山氏 阪神は藤浪に勝ちがついて、打線も14安打9得点といい勝ち方ができました。ポイントはやはり、3-0から4点リードに広げた6回の佐藤輝のソロ。飛距離も大きかったけど、チームにとっても大きな1点だったし、一気に打線が勢いづいて、勝敗を分けるポイントになりました。10日の2戦目にも弾みがつきそうな勝ち方です。

-最下位に沈むDeNAの逆襲のポイントは

桧山氏 打ち込まれて負けるケースが多いので、一番は投手陣の頑張りでしょうね。外国人がいないのに、チーム打率(2割6分4厘)はリーグトップでしょ? ドラフト1位の牧や、この日2ランを打った関根のように若い選手が育っている。ソトやオースティンらが帰ってくればどんな打線になるのか。それまで何とか踏ん張って借金を減らしたいし、帰ってくれば脅威のチームになりますよ。特に先発陣をどう立て直すかが、今後のポイント。10日の2戦目は上茶谷の奮起に期待したいところです。