阪神藤浪晋太郎投手(26)が登板3戦目で、待望の今季初勝利をつかんだ。白星は昨季8月21日ヤクルト戦(神宮)以来、22戦ぶりとなった。序盤に4四球を出しながらも、尻上がりに調子を上げて7回4安打2失点。最速は155キロ、121球の熱投だった。

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◆阪神矢野監督

-藤浪に粘り強さなどメンタル面の成長は

矢野監督 すごくマウンド上で堂々として見えるっていうか。いつでも“変わったな”っていう姿が見えない。いつもある意味、一緒。それって難しいんだけど。でもそれが今の晋太郎はしっかりできていると思う。まあ内容自体はまだまだ上げていかないと本当の安定っていうのは出てこないと思うけど。もちろん勝った、この3試合の中でマウンドでの態度、しぐさっていうのは俺も満足している。

-バントもしっかり

矢野監督 いやデカいね。追い込まれたのもあったんかな? その中でしっかり送れて。もともと晋太郎はうまい方やと思うけど、その中で流れの中でしっかりバントを決めたっていうのはピッチングにもどっちにも影響するんでね。うん、良かったです。

-佐藤輝の特大弾

矢野監督 (看板の)鳩サブレー越えたん見たことない、ホンマ(笑い)。鳩サブレーからなんかあるんちゃうの?

-「当たれば」というのが過去にあった

矢野監督 昔は? 当てるより越えてるで。しかもアゲンストやからね、今日。2本目(9回の中飛)もアゲンストじゃなかったらいっているから。あの(本塁打)時は若干(風は)弱かったけど、中堅に打った方が(風は)強かったけど、でも、それでもさフォローじゃないんだからさ。伝説というか、そういうものがまたひとつスタートしたというか、そういう本塁打じゃないの。

-連勝ストップから再スタート

矢野監督 いい試合だったし、ピッチャーも勝ちパターンじゃなくても勝つというね。1年間の中で理想的な勝ちなんだけど。そうじゃない勝ちというのもあるしね。投げられていないピッチャーも、こうやって投げられたりとか、全員を使って試合を勝つということは、今のタイガースの総合力からしたら、そういう試合は必要なんでね。本当にいい勝ちになったと思います。

-途中交代の糸原は

矢野監督 ちょっとボールが当たったり、足が張ったりとか、今日もみんなずっと出ているから。そういうところではちょっと。外国人選手も早めに代えたりとか。そんな大きなものではないです。

-明日は 

矢野監督 明日もスタメンでいく予定です。

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