春季リーグ7連覇を狙う九産大が、荒木雅玖投手(3年=海星)の好投で開幕戦を7回コールド発進した。

荒木雅は1回、先頭打者からいきなり4者連続奪三振で立ち上がると、5回2死まで無安打。打者15人目で安打を許したが、6回をわずか1安打無失点に抑えた。「ノーヒットは少し意識しました」と白い歯をこぼし「初戦だったし、テンポよく投げることを意識していこうと思ったけど、その点は良かったと思う」と胸を張った。最速148キロ右腕は今季の目標に「チームのリーグ7連覇と、個人的には150キロを出して、最優秀防御率のタイトルを取りたい」と言葉に力を込めた。