西武が12日、左腓骨(ひこつ)骨折の外崎修汰内野手(28)が、手術を受けたことを発表した。6日に都内の病院で骨折に対する固定術を受け無事終了。今後は、3カ月以内での実戦復帰を目指すことになり、早くて7月中旬となる見込み。7月14日に一時中断するシーズン前半戦での復帰は微妙で、同28日に開幕する東京五輪出場は、変わらず困難な状況となっている。

3日ソフトバンク戦で死球を受け、直後の検査で骨折が判明した。昨季、ゴールデングラブ賞初受賞した正二塁手の戦線離脱は、チームにとっても侍ジャパンにとっても大きな痛手。内外野を守れるユーティリティーとして、19年プレミア12優勝メンバーで、五輪選出の可能性も高かった。だが7月上旬にロースター24人を最終決定する日程的にも、復帰間際となる。

19年には試合中に右手小指を脱臼しながら、自らはめ直す荒療治を施した鉄人。奇跡的な超回復を信じながら、復帰状況を見極めていくことになりそうだ。

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