オリックスが開幕からの16試合連続1桁安打を阻止した。2回1死一塁から、杉本、大下、太田がチーム今季4度目となる3連打で同点に追いついた。同点の6回1死一、三塁では、中嶋監督は執念のタクトを振るった。2打数2安打の杉本に代打T-岡田を起用。策が的中し、T-岡田が勝ち越し適時打を放った。

そして9回。5番手田浦を攻めて大城、佐野皓が安打を放ち、中川圭太が負のスパイラルに終止符を打つ今季チーム初の10安打目を右中間に運んだ。さらにジョーンズも11安打目を中前へ。1イニング4安打で一挙5得点を奪い、ソフトバンクを突き放した。

この日も1桁安打なら、1961年(昭36)に近鉄が記録したリーグワーストに並ぶところだった。ちなみにNPBワースト記録は59年広島の21試合連続。オリックスがようやく、長いトンネルを抜けた。

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