中日は巨人先発サンチェスを攻略できず、9回1安打1得点に終わった。

エース大野雄を援護できず、借金2に逆戻りした。この日、出場登録されたアリエル・マルティネス捕手(24)が「5番・一塁」で先発出場。無安打も、先制につながる四球を選んだ。昨季守護神を務めたライデル・マルティネス投手(24)も初登板で、8回1イニングを3者凡退で投げ終えた。

【与田剛監督の試合後一問一答】

-サンチェスからヒットが打てなかった

与田監督 そのとおりです。打てるように練習しないといけない。

-サンチェスをどう見たか

与田監督 コースはわからなかったが、うまく攻められたなという印象。ミーティングで攻略方法として課題にしたところがなかなかうまく実践できなかった。迷いがあるとそうなる。自分を信じてやると決めたらやる。そういう割り切りも必要。

-A・マルティネスをスタメン起用したが

与田監督 ヒットは出なかったが、彼の持ち味である、しっかり振っていくところがうまく出た。力みもあったが、スイングの形は良かったので、これからよくなっていくと思う。

-A・マルティネスを一塁、福田を左翼起用で打線に厚みが出たか

与田監督 今日は東京ドームだし、長打力を期待してメンバーを組んだが、なかなか結果は出なかった。

-大野雄の投球内容は

与田監督 初回を1点で切り抜けて、その後もうまく制球もできるようになったと思う。何とか勝たせたかった。内容として先発の力としてはよく投げてくれた。

-本塁打の1球が悔やまれる

与田監督 結果論だよね。打った広岡の力が上回ったと思う。

-最後にR・マルティネスも使ったが

与田監督 外国人選手が1軍の舞台に立ったこと。そういった意味ではすごく明るい材料だと思っている。(ライデルの)配置に関しては、これから状況を見ながら決めて行く。(抑えは)去年あれだけ、力を発揮したポジション。いずれはそこにと(考えている)。(アリエルも)彼の長打力を期待して使っていきたい。

中日ニュース一覧はこちら―>