8連敗中のDeNAが、外国人コンビの活躍で引き分けに持ち込んだ。2点を追う7回にソトが今季1号ソロを放ち、8回にはオースティンが同点打。8連敗中は7試合で先制点を奪われ、劣勢を跳ね返せなかったが、終盤に粘りを示した。三浦監督は「終盤に追いつけたのは大きい」と評価しながら「こういうところを勝たないと」と勝利を追い求めた。

スローガンの「横浜一心」を体現する攻撃で、同点に追いついた。1点を追う8回、代打嶺井が死球。桑原の犠打、宮崎の進塁打となる一ゴロで2死三塁とし、オースティンが三塁線へのゴロで全力疾走し、適時内野安打を記録した。各打者が役割を全うした同点劇に、三浦監督は「みんなで勝とうとつないでいくことができた」と今後の戦いへの光を見いだした。

連敗ストップに向け、大幅にオーダーも変更した。指揮官が「何とか得点圏で」と17日の同戦で2番だった牧を5番に起用。リーグ打点王のルーキーの前に走者を置くことを念頭に、打率3割2分1厘の宮崎を6番から2番に上げた。三浦監督は「徐々につながりも良くなってる。何とか連敗を止められるように、みんなでやっていく」と前を向いた。【久保賢吾】

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