ソフトバンクが逆転勝ちで、引き分けを挟んで4連勝とした。工藤公康監督(57)は監督通算512勝目を挙げ、南海監督時代の故野村克也氏の勝ち星に並んだ。球団歴代3位タイ。工藤監督の一問一答は以下の通り。

 

-今年らしい終盤の逆転劇

工藤監督 今年はとにかく諦めないで最後までと選手にはシーズンが始まる前に言った。その通り最後まで諦めないで、なんとかチャンスを作ってというところで。本当に良く粘ってくれています。

-中村晃は18日西武戦に続いて9回に同点打

工藤監督 すごいですね~。さすがだなと思います。何回チームを救ってくれるんだろうと。このままいってほしいなという思いは強いですね。

-甲斐は終盤に代打が多かったが、今日は

工藤監督 (9回にチャンスで代打は)ゼロではなかったんですよ。ゼロではなかったけど、打撃の調子もいいし、最後に関して言えばそのままいこうという話をヘッドとして打席に入ってもらいました。

-その甲斐が試合を決めた

工藤監督 インサイドだったんでしょうけど詰まりながらね。執念のヒットと言っていいか分かりませんけど、本人も行く前に「とにかくセンターへ」という思いを持って打席に入ってくれたので、その通りいいバッティングをしてくれたのではないかと思います。

-柳田にも久々の本塁打

工藤監督 「このまま行ってくれよ?」って言ったら本人は「そんな甘くないです」って言ってました(笑い)。

-中村晃は打撃妨害を受けながら同点打

工藤監督 (田村のキャッチャーミットに)当たったみたいですけど、打ったのでそのまま進めてというアンパイアの説明でしたね。本来だったらファウルとかになればワンベースになるんでしょうけど、打ったってなるとそのままなので。その説明だったんじゃないかと思います。

-野村監督の挙げた通算512勝に並んだ

工藤監督 ありがとうございます。うれしく思います。選手だったりコーチ、みんなのおかげだと思います。ファンのみなさんの支えがあってこそのここまでの勝ち星だと思います。またファンのみなさんに(勝利を)プレゼントできるように1勝1勝を積み上げていきたいなと思います。

-野村氏から背番号19を受け継いだ甲斐が決めた

工藤監督 そういう(縁)もあるかもしれないですね。甲斐君も野村さんのことを慕っていろんなことを教わって、19番を付けたいという思いでやってます。学ぶこともたくさんあるでしょうし、失敗もあるかもしれないですけど、少しでも近づけるように。(野村さんに)並ぶことはなかなか難しいと思いますけど、少しでも近づけるように頑張ってほしいなと思います。

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