巨人菅野智之投手(31)が「吉兆データ」を中日に破られ、2敗目を喫した。

7回を8安打3失点の粘投も実らなかった。中日相手には昨季3戦3勝を誇り、防御率0・00。26イニング続けた無失点記録を2回で止められた。

両チーム無得点の2回の先頭だった。中日4番のビシエドに投じた2球目。内角への厳しい速球をライナーで左中間スタンドに放り込まれた。19年9月4日以来、27イニングぶりの失点で先制を許した。

不運も重なった。27日に1軍初昇格し3試合連続で一塁に入ったスモークの失策で追加点を許した。2回1死一、三塁、根尾の放った一塁線のゴロをスモークが逆シングルで捕球を試み後逸。4回にも1点を失い、波に乗りきれなかった。

5回以降は1安打に封じ打線の援護を待ったが、球数114球を投げた7回の打席で代打を送られた。今季初勝利を挙げた16日DeNA戦から2戦続けた完投勝利はストップし、18年以来の3戦連続完投はならなかった。

巨人ニュース一覧はこちらー>