ソフトバンク甲斐拓也捕手がプロ入り11年目で初めてクリーンアップに名を連ねた。

「5番捕手」で先発出場。5点を追う7回無死一塁の場面では山崎福の138キロの直球を強振。左翼線への適時二塁打を放った。「ビハインドの展開となったが、何とか1点ずつと、つなぐ意識で打席に入った」。捕手のクリーンアップは09年の田上(5番)以来、12年ぶり。「何とかチーム一丸となって勝ちたい」と話していた甲斐だが、中盤の3本塁打で5失点の配球もあって、試合後は厳しい表情だった。