ロッテ角中勝也外野手(33)が調子を上げている。5日現在、打率は3割8分5厘。規定打席到達はまだ遠いものの、直近でスタメン出場した7試合のうち、5試合でマルチ安打を放っている。

4日はZOZOマリンで打撃練習などに励んだ。「シーズン終了までこの成績だったらさすがに好調ですけど、まだ、言っても始まったばかりですからね」と淡々と話した。

石垣島では2軍キャンプで打ち込んだ。福浦2軍ヘッドコーチからもアドバイスを得ながら調整を進めてきた。1番荻野から4番安田までの流れが固まりつつある中で、5番打者としてチーム屈指のバットマンが安打を量産できれば、チームにとっては大きい。

今季はヘルメットのつば裏に、チェックポイントをメモしているという。「自分は忘れっぽいので。ネクスト(バッターズサークル)とかでパッと見られるので」。12年と16年に首位打者を獲得。今も工夫を重ねながら成果を生んでいる。【金子真仁】

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