阪神の新外国人メル・ロハス・ジュニア外野手(30=韓国・KT)がデビュー戦で4打数無安打に終わった。

左右両打席に立ったが快音を響かせられず、8回裏の守備からベンチに退いた。

2軍戦では10試合出場で3本塁打。この日に出場選手登録され、「6番右翼」で先発した。

2回1死一塁の来日初打席は右腕ロメロと対決し、2ボールから外角148キロツーシームをとらえきれず二ゴロ併殺打。1点リードの4回2死一、二塁では2ボール2ストライクからチェンジアップをミートするも、中飛に倒れた。

3点リードの6回1死では2番手国吉と対戦し、フルカウントから141キロフォークで空振り三振に仕留められた。8回2死ではフルカウントから左腕砂田の外角低めスクリューに手が出ず、見逃し三振に倒れた。

韓国リーグで戦った昨季は47本塁打、135打点で2冠王。打率も3割4分9厘を記録していた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で来日が4月までずれ込んだが、16年ぶりV奪回の使者として期待がかかる。

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