ロッテ中村奨吾内野手(28)が大きな1発を放った。
楽天田中将に7回まで1点に抑えられ、迎えた同点の8回。先頭で打席に立つと、楽天2番手福山の2球目スライダーをしっかり捉えた。「(打った瞬間に)行ったと思いましたけど、ちょっと久しぶりすぎるホームランだったので、一生懸命走っていました」と笑って振り返った。
3月28日の開幕3戦目以来、190打席ぶりとなる本塁打は値千金の2号ソロになった。2試合連続3安打もマーク。「美馬さんも粘って粘って投げてくれているので、早く点を取りたいと思っていましたし、なかなか大量得点にはならないですけど、じわじわ行く中で、投手が変わったタイミングでしっかり点が取れたので良かったかなと思います」とかみしめるように話した。
キャプテンは「3番二塁」として、マリーンズの中心に鎮座する。本塁打は2本でも打率3割1分6厘、29打点、5犠飛。積極的な走塁も含め、打線における存在感は大きい。9回裏2死から代走を出された16日の西武戦(ZOZOマリン)を除けば、ここまで開幕から全試合全イニングに出場。「いろいろ試行錯誤して、調子が悪い時でもいろいろ考えて。やるべきことは打つだけではないと思うので、そういうところはしっかりと」とし、前日の失策も反省し引き締める。
1番荻野、2番マーティン、3番中村奨と続く上位打線は、リーグでもトップクラスのつながりになってきた。「明日(23日)が終わったら交流戦に入るので、しっかり明日勝って、交流戦に勢いをつけてやっていきたいです」。去年は開催されなかったセ・パ交流戦。しぶとくなったロッテの強さを、セ界に示す時が来た。【金子真仁】



