新型コロナウイルスの陽性者が続出していた広島が、西武戦へ向け8日ぶりにチーム活動を再開した。

広島は21日からの阪神3連戦、25、26日の西武戦(ともにマツダスタジアム)と5試合連続で延期となっていたが、24~26日に行われたPCR検査では3日間連続で全員陰性が確認され、活動再開に至った。

球団独自の判断で自宅待機していた河田雄祐ヘッドコーチ、松山竜平外野手、西川龍馬外野手、磯村嘉孝捕手、坂倉将吾捕手、塹江敦哉投手もグラウンドに姿を現した。

選手はマスクを着用した状態でウオームアップを開始。コーチや裏方数人はビニール手袋を着用するなど、厳戒態勢で試合前練習に臨んでいる。

チームは23日までに菊池涼、鈴木誠、九里ら12人が陽性となり、濃厚接触者の森下、高橋昂を合わせて1軍11人を欠いた状態で、交流戦初陣に挑む。