負傷降板した阪神小林慶祐投手(28)は、出場選手登録抹消が確実となった。

1点ビハインドの7回表に登板。四球と味方失策、犠打で1死二、三塁とされ、3番栗原を迎えた場面。フルカウントから一塁線の投ゴロを捕球して踏ん張った際に左足首をひねったとみられ、一塁送球後は動けなくなり、担架で運ばれた。

小林は今季18試合登板で防御率2・81。ブルペン陣の一角としてフル稼働していた。矢野監督は試合後「明日投げられるということは多分ないから抹消になると思うけど、病院に行ってから最終判断になると思う」と心配顔だった。

前日4日にはセットアッパー岩崎が疲労蓄積で出場選手登録を抹消されており、中継ぎ陣が苦境に立たされている。

指揮官は「もちろん、なるようにしかならない。いるメンバーでどう粘れるかというのもあるし、打者陣が奮起して点を取るというのもあるし、先発投手も頑張るというのもある。誰か1人で補うというよりは全員でやるしかない。こういう時期は1年間の中である。全員で何とか埋められたら」と力を込めた。

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