福岡大は先発の村上幸人投手(3年=九産大九州)が9回4安打完封で勝利に導いた。1年時も11回完封で初戦突破に導いた右腕は「後半は走者が出ても9回を通して粘りの投球ができた」と、ペースダウンすることなく10奪三振。体重を増やし直球の威力を磨いて戻ってきた大会で、1年時と合わせて20イニング無失点。堀壮太監督は「2年前も完投したが、今年は後半にかけても直球の威力が落ちなかった。成長しました」と村上をねぎらった。