ロッテ二木康太投手(25)が粘って今季3勝目を手にした。

初回、いきなりヤクルト1番塩見、2番青木に連続本塁打を浴びるなどで3失点。際どいコースを突きながらもカウントが悪くなり、直球を痛打される悪循環で、イニングを終えるのに19分間かかった。

それでも「うちの打線がすごく調子がいいので、このまま粘れば逆転してくれると思っていました」と2回以降は6回まで無失点で切り抜けた。カーブやスライダーで緩急を増やし、二木らしくかわしていった。打線もヤクルト奥川を攻略し、6回3失点で勝利投手の権利を得た。

開幕直後は金曜日、現在は火曜日と、カードの初戦を任されている。井口監督は「立ち上がりは非常に大事なので、そのへんをまた次回しっかりとやっていってもらいたい」としながら「投げるごとに良くなってきたので、彼本来の投球になってきたと思います」と2回以降立て直したこの日の投球に、一定の評価を与えていた。

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