阪神矢野燿大監督(52)が12日、亡き恩師に強くて魅力あるチームができ上がりつつある手応えを報告した。

楽天戦前の朝、仙台市内にある伊藤義博氏(享年56)のお墓に参った。桜宮(大阪)1年時と東北福祉大時代の野球部監督で、02年に亡くなった恩師だった。

「監督をやらせてもらって、勝つことだけじゃなく、子どもたちを笑顔にするとか、ファンの人にもっともっとタイガースを好きになってもらうとか、大きなビジョンを持って自分は戦っています。選手もスタッフもそういうことをやろうとしているチームになってきていると思うので見守ってください、と」

セ・リーグ独走中の強さや、多くのファンに元気を与えられる存在を目指し、矢野イズムがチームに浸透してきた手応えを感じている。次の報告はもちろんリーグ優勝、日本一だ。【石橋隆雄】

阪神ニュース一覧はこちら―>

セパ勝敗表はこちら―>