巨人が首位阪神に完敗してゲーム差は8に広がり、4月26日以来の3位に転落した。先発メルセデスが3回途中6失点でKOと乱調。序盤で大量リードを許し、打線は5安打1得点と沈黙。

原辰徳監督は「スターターの役割を(果たせなかった)というところでしょうね」と、さばさばした様子でふりかえった。17日に米国に帰国して退団が決定的なスモークの抜けた一塁は中島が先発し、途中からは左翼のウィーラーが就いた。「彼は一塁も外野も守ってくれるというのが強みではありますね」とオプションの1つとの認識を示した。

▽巨人メルセデス(先発して2回0/3を6安打6失点で今季初黒星)「チームに申し訳ないです。次の登板はしっかりと抑えることができるように調整します」

▽巨人戸田(8回から4番手でプロ初登板し、1回1安打無失点)「足が震えるくらいになるのかなと思ったんですけど、思ったより投げられました」