阪神2軍が広島に快勝。先発の牧丈一郎投手(21)が毎回被安打で走者を背負いながらも5回2失点の粘投でプロ4年目にして公式戦初勝利を挙げた。

打っては江越大賀外野手(28)が初球先頭打者本塁打を含む3安打猛打賞。平田勝男2軍監督(62)も「何か文句のつけようあるか。ないでしょ」と絶賛。負けじと井上広大外野手(19)も3安打で14試合連続安打。指揮官も「ここんとこ素晴らしい」と称賛の嵐だ。

 

平田2軍監督の一問一答は以下の通り

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-江越が初球先頭打者本塁打

平田監督 よーいどんで、ドカーンだもんな。江越らしいといえば、もうな、この上ない。昨日(7日)もだし、昨日はフォアボールっていうことだけど、今日(8日)はヒット3本でしょ。だからね、課題。なんとか三振しないっていうところで、このファームにいる間に精度を上げていってくれれば。1発ある、ヒットある、フォアボール選ぶであの守備やろ。あの走塁。何かあるか、文句のつけよう。ないでしょ。ファームにいる間はそういうことできるチャンスなんでね。

-ロハスも走塁で

平田監督 フォアボールで、やっぱり怖いんやね、相手もね。ファーストゴロで終わったけど、内容も悪くないし、塁に出て走塁もできたし。フォアボール、これは日本じゃ外国人としてはヒット以上の値打ちがある。

-井上が3安打

平田監督 ここんとこ素晴らしい。集中力といい、勝負強さといい、な。今ほんとに広大(井上)に関しては凡打の内容もいいし、貪欲さが出てきてるし、今はこの調子を続けていくと、広大はチャンス出てくるよ。

-牧が毎回被安打も粘り

平田監督 粘り強く投げた。堂林とか、カープのいい打線にこの前は打たれた。由宇で。今日はどういうピッチングしてくれるかなと思ったけど、打たれてええねん。堂林にいきなり2ストライクからコーンと打たれてね。そこを勉強。牧にしては今までそれが、だらだらと行ってたのを今日は栄枝が最初に(堂林の盗塁を)殺してくれた。あの盗塁を殺してくれたのが牧を生き返らせたというか5回2失点で抑えさせた。今日は栄枝のスローイングですよ。