阪神佐藤輝明内野手(22)が2試合連続の補殺で先制のピンチを救った。

初回2死二塁。ビシエドの右前打を前進しながら確実にキャッチすると、ホームへワンバウンド送球。二塁走者京田をタッチアウトに仕留め、通算100勝がかかった先発西勇の立ち上がりをアシストした。

佐藤輝は外野手としては今季5個目の補殺。広島鈴木誠の10個に次ぎ、リーグ2位タイとなった。強打だけでなく強肩も相手の脅威となっている。

前日19日には、8回裏1死満塁で宮崎の右翼へのライナーを捕球すると、ワンバウンド送球でタッチアップを阻止した。その直後の打席では23号ソロを放ち、球団新人記録を更新。この日も好守備の直後、2回に打席が回ってきたが三邪飛に倒れ“再現”とはならなかった。