首位ロッテの、引き分けをはさんでの連勝が「6」で止まった。0-1での敗戦に、井口資仁監督(46)は「チャンスをつぶしてたらなかなか勝てはしないので。バント失敗だったり、守備のミスで点を失いましたし。反省点の多い試合だったんじゃないですか」と話した。

失策絡みで3回に先制され、日本ハム・バーヘイゲンには6回まで1安打11三振と圧倒された。それでも8回に先頭角中が四球で出塁し、代走和田がリーグトップタイの23盗塁を初球で決めた。ところが、三木の犠打失敗で三塁でアウト。2死満塁を作り直すも、この日ケガから復帰した2番藤原が三振に倒れた。

台風の影響で6時間強かけて移動した17日は、札幌到着後に若手が打ち込みを行った。強い意気で臨んだものの、体調不良から復帰したマーティンも含め、この日は本領発揮とならなかった。2位オリックスとは2・5ゲーム差に縮まった。【金子真仁】

▼ロッテの優勝マジック点灯は最短で20日に延びた。20日の点灯条件はロッテが19、20日の日本ハム戦に○○、オリックスが西武戦に●●でM23が出る。