阪神西勇輝投手(30)が今季最短となる3回8安打5失点で降板した。

3-0と3点リードの3回。2死走者なしから2番松原に四球を与えると、3番坂本の左前打を許して2死一、二塁。続く4番岡本和に初球チェンジアップをバックスクリーンに運ばれる3ランを浴びた。その後も6番丸に右越えの17号2ランを浴びて試合をひっくり返された。

西勇は14日に「首の寝違え症状」で出場選手登録を抹消され、1度登板を回避。その後は順調に回復し、最短10日となるこの日、出場選手登録された。今季はこの試合まで5勝9敗、防御率3・48。前回10日広島戦(マツダスタジアム)で5勝目を挙げ、プロ通算100勝を達成した。

○…矢野監督は試合後に西勇と話し込んだ。試合終了後から30分近く話し合った模様で指揮官は「あいつも苦しんでいるからさ、もがいて。丸々3年ローテを引っ張ってくれて、今年思うような投球、結果につながっていないというところでもがいているから」と説明。「話を聞くことで何か少しでも気持ちが軽くなるとか、何かあいつの気持ちがわかるのであれば、ちょっと話をしておきたいなと思った」と続けた。

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