競泳女子で東京五輪代表の池江璃花子(21=ルネサンス)が始球式を行った。背番号「74」のユニホーム姿で登場。マウンド上で一礼した後、深呼吸。「球場の真ん中に立つと、景色がいいなと思った。そこは水泳と変わらないな、と。プールサイドで、観客の方を見ると『ああ、試合が始まる』という気持ちになるので」。セットポジションから古賀のミットにノーバウンド投球。「10点満点中だったら、7・5か8点くらい。ストライクゾーンに入っていれば、10点満点でした」と振り返った。

池江はこの日、「移植から、今日で2年」とツイート。病室のベッドでピースサインをする自身の写真を公開し、「この時のことを忘れちゃうくらい元気だけど、無理せずゆっくり進みます」とつづった。始球式を前に「そんな記念すべき日に始球式です! 頑張ります!」と意気込んでいた。