DeNA三浦大輔監督(47)が30日、引退を発表したヤクルト雄平外野手の思い出を語った。16年9月29日の引退試合では雄平が最後の打者として、豪快な空振り三振だった。「投手で入った時から知っている。対戦は僕が投げて、打者に転向してから。本当に広角に打てるバッターで、転向してからあれだけヒット打った。自分の最後の対戦バッターが雄平でしたから、あのフルスイング、思い切りのよさというか、見られなくなるのは寂しいですね」と引退を惜しんだ。

雄平は投手で通算18勝を挙げた後、打者に転向して通算881安打を積み重ねた。三浦監督は「投手でプロ入って来て、打者転向してあれだけ成績残しているわけですから。僕らが思っている以上に、知らないところで、すごい想像以上の努力があったと思いますけどね」と、かつてのライバルに敬意を表した。

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