NTT東日本が、延長戦の末に3-2でサヨナラ勝ちし6年連続45回目の出場を決めた。

4回以降は0が並んだ展開を、上川畑大悟内野手(24=日大)の一打が破った。延長10回1死一、二塁、チェンジアップに食らいつき、打球は左前にポトリ。今秋ドラフト候補は「ガムシャラに打ちました。サヨナラ打は公式戦ではないんじゃないかなと思います」と喜んだ。第1代表決定戦では東京ガスに3-10で敗れており「厳しい戦いだったので、決まってよかった。安心しました」と笑顔だった。

6回無死二、三塁のピンチでは、遊ゴロを冷静に本塁へ好送球し三走の生還を阻止。守備でも持ち味を発揮し、11日のドラフト会議に向けて「やることはやってきたので、あとは祈るだけです」と話した。