東大が2試合連続の完封負けを喫し3連敗となった。立大2回戦に逆転勝利(9月26日)を挙げたあと、早大戦は23、19と2日間で42失点。この日は9点止まりながら、打線は4安打しかできずの完敗だった。

エースの井沢駿介投手(3年=札幌南)を先発させずリーグ戦初先発の鈴木健投手(2年=仙台一)を起用した。井手峻監督(77)は鈴木にショートスターターとして序盤を任せ、そのあと井沢を登板させる作戦だった。しかし1回に2点、3回に1点を失い、反撃できないまま敗れた。

同監督は「ひと回りだれかに任せ、次に井沢を持っていくつもりだった。鈴木もよくなってきているんですが」と振り返った。

攻撃については「もっと地道に攻めていれば、ついていけたかな。強気に攻めすぎた」と振り返った。