西武松坂大輔投手(41)が19日の日本ハム戦(メットライフドーム)で先発することを、辻発彦監督(62)が明言した。「松坂投手19日、引退試合ということで18番の背番号のユニホーム着て、マウンド上がります。先発でいくと思います」。すでに練習を再開し調整しているという。状態を確認しながら球数等は決めていく。辻監督は「今はその日に向けてキャッチボールして投げられるように、150キロは全然無理だと思うけど、投げられるように頑張ってますよ」と、最後に勇姿を飾らせて送り出す。

松坂は昨季復帰を果たすも、昨年7月に受けた「脊椎内視鏡頸椎(けいつい)手術」の影響などで登板ゼロ。手のしびれを訴えるなど、心身ともにコンディション不良に見舞われていた。かつて背負った18番のユニホーム姿で、23年間に及ぶプロ生活にピリオドを打つ。