今季限りで現役を引退した巨人大竹寛投手(38)が、25日に行われた引退会見で若手へのメッセージを問われ、将来楽しみな投手の名前を挙げた。

「才能があふれる選手がいっぱいいますね。今1軍にいる選手はもちろん、名前を挙げたらきりがないんですけど。僕は2軍生活も3軍、リハビリも多かったので楽しみな選手がいっぱいいますね」と前置きした上で、今年ファームで接した若手を挙げた。

「今年に限れば、堀田賢慎はとてつもないボールを投げますし、山崎伊織も伊藤優輔くんも太田龍も、いっぱいいますね。井上もランニングがいいので。そういう人たちは本当に頑張って、これからのジャイアンツを絶対に支えて欲しいなと。活躍している姿を見たいですね」

19年ドラフト1位の堀田は昨年に右肘のトミー・ジョン手術を受け、今季は主に3軍で登板。最速155キロをマークし、来季の飛躍を期待される。山崎伊はドラフト2位ルーキーで、同じくトミー・ジョン手術から来季の復帰を目指す。

19年ドラフト2位で今季3年目の太田、同ドラフト4位で今季はイースタン・リーグで開幕投手を務めた井上、ドラフト4位ルーキーの伊藤優も来季の1軍初登板を目指す。