オリックスが1996年(平8)以来、25年ぶりにパ・リーグの頂点に立った。

25日にエース山本が楽天を完封してシーズン最終戦を終え、27日はライバルの2位ロッテの楽天との試合結果を京セラドーム大阪で待った。もう1敗もできない状況にいたロッテが楽天に敗れ、優勝が決まった。

▼全日程終了後にリーグ優勝決定は66年南海、88年西武に次いで3度目。66年南海は10月6日に首位で終了し、2位西鉄が同9日東映とのダブルヘッダー第1試合に敗れ優勝決定。88年西武は10月16日に首位で終了し、2位近鉄が同19日ロッテとのダブルヘッダー第2試合で引き分けて優勝が決まった。リーグ優勝ではないが、2期制時のパで73年前期の南海と77年後期のロッテが全日程終了後に優勝している。なお、オリックスはマジックが1度も点灯せずに優勝。M点灯なしVは14年ソフトバンク以来で、全日程終了後Vの88年西武もM点灯はなかった。