春秋連覇に王手をかけていた慶大が逆転負けし、優勝決定を持ち越した。31日の2回戦で勝つか、引き分ければ優勝が決まる。

今季初黒星だった(4勝1敗4分け)。2回に広瀬隆太二塁手(2年=慶応)の2ランで先制したものの、先発の森田晃介投手(4年=慶応)が直後の3回に2四球を与えたあと、3本の二塁打を集められて一挙4点を失い、試合をひっくり返された。

31日の最終戦にすべてをかける。堀井哲也監督(59)は「泣いても笑ってもあと1試合。負けはしたが、今日のようないいゲームをやろう、選手にはやってきたすべてを出し尽くそうと声をかけたい」と話した。