ロッテ山口航輝外野手(21)が歓喜の句を詠んだ。

 

「秋の夢 心はひとつ 日本一」

 

この日はCS初打点、パ・リーグCS最年少アーチなど3安打2打点の活躍で、ファーストステージ突破に貢献した。連日のスタメン起用に応え「シーズンの後半あたりから自分の思うような打撃ができてきて、それを継続してこの2試合を戦えた。自分の力も試せましたし、結果も出て、いい2日間になったと思います」と振り返った。

山口は13歳の時に伊藤園主催「お~いお茶 新俳句大賞」で佳作特別賞を受賞。これまでも節目に俳句を披露している。

▼21歳2カ月の山口がCS初本塁打を含む3安打。プレーオフ、CSの最年少本塁打は08年2S<2>戦平田(中日)の20歳7カ月で、山口は平田に次ぐ年少2位。パ・リーグでは20年<1>戦安田(ロッテ)の21歳6カ月を上回る最年少となった。また、猛打賞の年少記録も、20年<2>戦藤原(ロッテ)の20歳6カ月に次ぎ、05年2S<3>戦西岡(ロッテ)の21歳2カ月に並ぶ2位タイ。