DeNA伊藤光捕手(32)が26日、横浜市内で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億1000万円でサインした。4年契約の2年目となる今季は、出場53試合で打率2割1分3厘、2本塁打、13打点だった。

「三原さんと話して、今年こういう1年で悔しかったのもそうですが『一番は外国人選手が開幕に間に合わなかったのが痛かったな』という話をされた。『2番目に考えたのが、僕がけがをして離脱したのが痛かった』と。うれしかったというのは変ですが、そんなに評価していただいているとは感じた。開幕は競争もある世界で2軍で迎えることになってしまったが、その前にふくらはぎのけがで2カ月ほど離脱していて、チームが苦しい状況になっている中でリハビリをしていた。僕自身も悔しかったし、戻ってからやってやろうという気持ちでなんとかできた部分もあったが、それでもこの順位で終わってしまい、その悔しさしかないが。三原さんにそこまで評価していただいていると感じた」と話した。

今季は3月にイースタン・リーグの試合で左ふくらはぎを肉離れ。初出場が5月18日にずれ込んだ。同日に途中出場すると、初本塁打。交流戦では2番捕手として、活躍。球団史上で交流戦最高タイの3位となる原動力となった。「チーム順位も、けがをしていない時期があって自分の成績からは何も言えることはない。交流戦では2番捕手というベイスターズではなかなかないポジションで、なんとかチームが上向いていったのは、自分の存在感、役割は果たせたかなというのはあった。最低限でもあれぐらいの成績をシーズン通じて続けないといけない」。

今月11日には右肩のクリーニング手術を受けた。「昨年から手術しか改善の方法はないと言われていた。12年前に椎間板ヘルニアの手術で2年間まともに野球ができなかった。注射で対応していこうと思っていたが、後半戦から肩が上がらなかったり、可動域に制限がかかっていた。手術しようと決断した」。12月に投球を再開し、2月のキャンプには万全の体調に戻す予定だ。【斎藤直樹】