最後はオリックス吉田凌が踏ん張れなかった。延長12回、2死から救援。だが塩見に左前打を打たれ、捕逸で二進を許したあと、代打川端に決勝打を浴びた。

シーズン終盤から大事な場面を任され、日本シリーズでもこれが5度目の登板。第1戦、第2戦は好救援を見せたが、第3戦に続く2敗目に。中嶋監督は「どのピッチャーも抑えようと思って投げてるわけですし。引きずらないように」と、奮闘してきた救援陣をねぎらった。