ロッテの松本尚樹球団本部長(51)が9日、報道陣の代表取材に対応した。日本プロ野球選手会からの契約更改に関する抗議について「6日にコメントを出した通りということです。それ以外はないですね」と話した。

球団の契約更改においては5日、下交渉での担当者の「一律25%ダウンからスタートする」との趣旨の発言に対し、プロ野球選手会から抗議があった。それに対して球団は6日に「12月3日に選手会へご説明した通り、球団として一律25%ダウンという方針は一切採っておりません。しかしながら、査定担当者の説明が不十分で一部の選手の理解を得られなかったことは真摯(しんし)に受け止めており、再度、丁寧に説明を行っている状況です。今後とも当球団の選手としっかり話を行い、納得してもらった上で契約更改を行います」とコメントを発表していた。

契約更改は8日にスタートし、2日間に交渉した27選手全員がサイン。また、4年間育成選手としてプレーした森遼大朗投手(22)とはこの日、支配下選手契約を結んだ。