広島のドラフトで指名された育成4選手を含む新人11選手が家族とともに広島入りした。

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ドラフト3位の中村健人外野手(24)はカープイズムを胸に刻んでいる。中京大中京高、慶大、トヨタ自動車という経歴も「すごいのは学校で、僕は全然すごくない。甲子園でも打てなかったし、大学でも3年春の全日本選手権でベンチを外れて、何とかはい上がることができた」と謙虚。慶大時代から、広島大野練習場の石碑にも刻まれている「練習ハ不可能ヲ可能ニスル」という言葉を胸にプロ入りまで上り詰めた。

▽広島2位三菱重工West・森 (広島のイメージは)食べ物がおいしいイメージがある。キャッチャーの石原貴規は知っていて、(6位の)末包さんは(社会人野球で)地区が一緒だったので心強いです。

▽広島6位大阪ガス・末包(すえかね) (新入団会見に)僕自身、順風満帆な野球人生ではなかった。その中で努力をして、一瞬のチャンスをものにできれば、つかめる舞台であると思うのを伝えたい。

▽広島7位県岐阜商・高木 まだ本当にプロ野球選手になったという実感が湧いていない。明日ユニホームに袖を通して、カープファンのみなさんやプロ野球ファンのみなさんに自分の強みをアピールしたいと思います。