ロッテ藤原恭大外野手(21)が10日、来季の契約更改交渉に臨み、500万円増の年俸2300万円でサインした。

会見の席で、来季から背番号が「1」に変更になることを明らかにした。

「いい番号なので自覚と責任をもって。チームの顔にならないといけない存在だと思いますし、このロッテをしっかり背負っていかないといけないという大事な番号だと思うので。番号で野球をするというわけではないんですけど、世間からそういう目で見られると思うので、しっかりやりたいなと思います」と強い決意を示した。

大阪桐蔭で甲子園春夏連覇を成し遂げたスター候補生は、18年ドラフト1位で入団。プロ3年目の今季は7、8月度の月間MVPに輝く勢いがあった一方、9月以降は打率1割未満に沈むなど、酸いも甘いも味わった。「いいものと悪いものとが極端に出たシーズンだったので。1年間通して波のないような成績を作りたいと思います」。

背番号1をつけたからには、求められるものもますます大きくなる。フロントからもレギュラー取りを厳命された。「この世代を引っ張っていかないといけない。そう思ってます」。強い意識で来季へ向かう。(金額は推定)