ソフトバンクは20日、コリン・レイ投手(31)が入団することを発表した。今季はソフトバンクでプレーしていたが、家庭の事情で8月に退団。その後は米ブルワーズとマイナー契約を結んでいた。マルティネスが退団するなど、先発投手の補強が急務で再入団の運びとなった。

レイは球団を通じ「福岡ソフトバンクホークスに復帰できることをとても楽しみにしています。今年はシーズン途中でチームを離れなければならず、とても苦しいシーズンでしたが、来年またチームに復帰し、最後までやり抜いてチームに再び優勝をもたらすことができるように頑張りたいと思います」とコメントした。

レイは東京五輪で中断となる7月中旬まで先発で6試合に登板、3勝1敗、防御率2・03の好成績。五輪期間中に米国に残した夫人の出産のため一時帰国したが、早産だったこともあり「家族のそばにいたい」との申し入れを球団側も了承。8月8日に退団が発表されていた。