中日のドラフト1位ブライト健太外野手(22=上武大)が、福留超えの視力を披露した。

中日の新人6選手が22日、視覚機能検査を受検。ブライトは10項目中5項目で1位になり、6人のトップとなった。視力検査では計測不能の2・0以上をマーク。担当者も「視力だけなら福留さんを超えている」と、竜のレジェンドを上回る規格外の眼力に目を丸くした。

名古屋市に本社を置くキクチメガネによる恒例のスポーツビジョンスクリーニング(視覚機能検査)に参加。動体視力、瞬間視なども検査し、動体視力を測定するアキュビジョンでは約8割を押さえたという。キクチメガネの検眼エキスパート、渡辺典久さん(47)も「福留さんはバケモノ級の結果だったけど、ブライト君は動体視力もMAXに近い。視力、動体視力の差が少ない人はあまりいない」とビックリ。「速い球に対応しやすい」と太鼓判を押した。

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また視力検査では、検査待ちの列後方から2・0用の小さい文字まで読み取っていた。「目に問題があれば、フォームやタイミングの調整もできない。両親のおかげ。目が良くて良かった」。沖縄キャンプ1軍発進のルーキーの視界は、良好だ。【伊東大介】