BIGBOSS主催のキャンプ前夜祭で名護の夜空に花火が上がった。「もう感動して、言葉がないっす」。さまざまな思いが込められた約2200発の花火に日本ハム新庄剛志監督（50）はキャンプイン前日から感無量だ。

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31日、春季キャンプ地の沖縄・名護で「BIGBOSS Presents Supported by BITPOINT　キャンプイン前夜　花火ショー」と銘打ったイベントを主催者として開催。コロナ禍終息を祈った“慰霊鎮魂の花火”をタピックスタジアム名護の一塁側スタンドで観覧した新庄監督は「監督として戻って来られたんだと思うと涙腺がヤバくなりました」と、込み上げる思いを必死にこらえた。

花火が上がる前には球場近くの宿舎に滞在する選手に向かって「部屋の電気を付けて、カーテンをあけて！　ビッグボスの命令です！　ファイターズの選手の皆さんー！」とマイクで呼びかけると金子や王柏融、杉谷らが各自のインスタグラムのアカウントでインスタライブを開始。キャンプイン前夜を彩った花火を堪能した。

新庄監督はイベントが始まる前に、メッセージも発表。「2月の1カ月間、無事に選手、スタッフ、そして取材に来てくれているマスコミの皆さんが過ごせるように！　さらに今、感染症の被害にあわれている方々や治療にあたっている医療従事者の方々へ励ましと感謝の意味も含めて花火を打ち上げたいと思います。今日は国頭にいるチームの仲間たちはスケジュール上、参加できませんが、名護にいるみんなだけじゃなく、各地でキャンプを張るプロ野球チーム、さらには日本中のすべての人に『思い』が届けばいいなと思います」と、イベントに込めた思いを明かしていた。