ロッテ佐々木朗希投手(20)の開幕先発ローテーション入りに当確ランプが灯った。

4日、石垣島キャンプで2度目のブルペン入り。井口資仁監督(47)は「開幕ローテというより、ローテーションに入ってどれだけ投げられるかを期待してるので」と大きな期待を込めた。

活躍のために、朗希は朗希を見つめる。この日は変化球やクイックも交えて40球。測定機器ラプソードの数値も視認しながら投げた。自慢の直球はすでに安定して150キロを超えてきている。球団スタッフが正対しながらフォームを撮影し、投球後も捕手柿沼らとの振り返り作業や映像チェックに余念がなかった。

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新任の木村投手コーチをも「見たことがない球を投げる」と驚かせた。「少しずつレベルが高くなるような方法で。まず(第2クールで)ゾーンに投げる感覚をつかんでから」(同コーチ)と、10日以降の第3クールでシート打撃などに登板する見込みだ。指揮官が「今の段階では2桁います」という先発候補から、すでに当確を得た。小島、石川らもローテ決定的な中、誰がどこで1年のスタートを切るか。戦略討議はより活発に。その中心に佐々木朗がいる。【金子真仁】