西武が誇る“3兄弟”は、守備練習でも迫力満点だった。宮崎・日南市南郷春季キャンプ、14日は前日からの雨天のため午前は室内で練習。中村剛也を筆頭に山川穂高、渡部健人の3内野手がそろってノックを受けた。総重量300キロ超えのトリオの横にいると、源田壮亮内野手が極めて細く見える。6日に山川が合流後は、南郷の景色の1つとなっている。

黒田内野・守備走塁コーチのノックに対し、グラブさばきは中村を筆頭にプロの技を披露。辻発彦監督は「ノックを受けているところを見て、ちょっと笑っちゃいましたけどね。327キロが(笑い)。だから、ちょっとグラウンドがへこんでいたって冗談な話をしていましたけど」と目尻を下げた。