広島大瀬良大地投手(30)が開幕投手を争う森下暢仁投手(24)、九里亜蓮投手(30)とともにフリー打撃に登板した。

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今年初めて打者を相手に真っすぐのみ41球を投げて、安打性1本。若手野手4人に打撃をさせなかった。ストライク率83%で見逃しストライク3つ、空振りを1つ、16球のファウルと上々の滑り出しとなった。「投げているこっちはもう少しかなと思って投げていたのですが、それでもファウルが多かったので思っているよりいいのかなという感じです」。開幕投手の大本命は冷静に振り返った。

森下は徐々に球の切れが増して大瀬良同様、真っすぐのみで打者を押し込んでいた。佐々岡監督は「真っすぐと分かっていても差し込まれたファウル、空振りが多いということはベース板付近の球が強いということ」と2人の順調な仕上がりに目を細めた。九里は変化球を交えながらも林に1発を浴びるなど精彩を欠いた。