エース右腕は3・25を見据える。2年連続開幕投手の大本命、オリックス山本由伸投手(23)が、巨人戦(京セラドーム大阪)に先発し、5回6安打無失点と粘投した。初回に2死満塁のピンチを迎えるなど、33球を要したが、2回以降はテンポの良い投球で5回71球にまとめた。次戦は18日阪神戦(同)での先発が見込まれ、シーズン開幕に向け、最終調整を行う。
【ニッカン式スコア】オリックス-巨人詳細スコア
高い修正能力が、エースを証明する。初回に33球を要した山本は「グチャグチャと言いますか…。ブルペンでも(状態が)悪かったので。立ち上がり、フォームがまとまらず、うまくコントロールができなかった」と苦笑いした。
初回の33球中、ファウルが13球でボールが9球で「フォークが全然落ちてなくて、空振りを取りたいところがファウルになった。(3番坂本に)2ストライクから四球になったのも、そういうところです」と課題点を見いだした。2回以降は「修正して投げられた。フォームも少し良い感覚を持って投げられた」と手応えを示したが「ピッチング内容は公式戦レベルではないので、(次戦は)初回からベストなボールを投げられるように練習したい」と自身に辛口評価だった。
5回71球で6安打無失点。結果として、ピンチを作ってもスコアボードに0を並べた。降板後は「良かったポイントはピンチを無失点で抑えられたこと」とサラリ。次戦は18日阪神戦で最終調整を行う見込み。中嶋監督は開幕投手について「どうなんでしょう…。いろんなことを考えてみます」と目をつむった。明言を避けたが、背番号18が大本命なことに間違いない。
山本は「次の登板は、初回から良い立ち上がりをして、開幕を意識して投げたい。1試合1試合を大切に、チームが優勝できるように全力で投げたい」と力を込める。チームは10年以降の開幕白星がなく、11年から10連敗中。連覇&日本一を狙う22年のオープニングゲームは好発進を誓う。【真柴健】



