巨人が逆転で開幕戦白星スタートを切った。8度目の開幕投手を務めた菅野智之投手(32)は粘りの投球で6回7安打2失点で、球団では単独トップとなる開幕戦5勝目。
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ドラフト1位大勢投手(22)は9回にプロ初登板。2死満塁のピンチを招いたが無失点で切り抜け、球界では82年山沖(阪急)以来40年ぶり、球団史上初の快挙となる新人の開幕戦セーブを記録した。新外国人グレゴリー…ポランコ外野手(30)もデビュー戦で決勝打を含む3安打と、投打がかみ合った。
原辰徳監督(63)の主な一問一答は、以下の通り。
-開幕戦勝利
「粘り強く全員がね、戦ってくれたなというところですね」
-守護神で起用した大勢
「結果的に0点に抑えた、セーブがついた。今日に関しては最高でしょうね。まあ、どこかに野球の難しさとか、あるいは喜びだとか、そういうものを感じてくれれば次につながると思いますね」
-大勢を抑えに決断したのはいつか
「いつごろですかね。東京ドームの残り4試合、その辺のところですかね」
-抑えに一番必要な要素は
「そのへんはまだまだね。できたてほやほやですから、やっぱり終わらせてつなげるということですよ。そこで手放しで万歳万歳というわけにはいかないし、相手チームもマークしてくるだろうし、そういう中で戦い抜くんだぞという覚悟を持たせるという点では良かったんではないですかね」
-菅野は粘りの投球
「いい形で味方が逆転してくれたというね。そこにギアを上げてくれた。粘り強く、まさに粘り強く2点で抑えてくれたですね」
-5回は吉川から4連打で逆転
「あのスチールは大きいんじゃないでしょうかね。尚輝(吉川)のね」
-坂本に代わってスタメン起用の広岡が同点打
「非常に彼の持ち味のね、思い切り、パンチ力というのが出て、非常に良かったと思いますね」
-ポランコは3安打に勝ち越しタイムリー
「ねえ! 向こうの先発投手(大野雄)には毎年苦しめられているわけでね。その中でね、初顔合わせで打ってくれたというのは非常に大きいと思いますね」
-3年ぶりに大勢のファンの前で開幕を迎えた
「何か数年前であるならばね、当たり前のような感じはするんですが、今日、本当にこういう形でね、お客様がたくさん入られた。こういうことに感謝、それとこれがプロ野球であると。2つの気持ちでいました」